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パッケージ制作のポイント

CATALOG PRODUCT POINTS

色彩は、商品イメージを左右する重要な要素のひとつ。パッケージにどんな色を使うかによって、購入者層や商品イメージ、売上にまで影響を及ぼします。本記事では、商品パッケージと色の関わりや、色がもたらす心理的効果、年齢別の色の好み、パッケージにおける配色のポイントなど、パッケージの配色に役立つ情報を紹介します。色を効果的に使い、ターゲットに届くパッケージデザインを目指しましょう。

POINT

1

商品パッケージの色の重要性

誰しも、狙う印象によって、身につける色を選んだり、部屋の用途によって家具や壁紙の色を使い分けたりした経験があるのではないでしょうか?色は、人間の心身に影響を与える重要な要素であり、私たちは生活の中で知らず知らずのうちに色の効果を活用して、心と体への影響をコントロールしています。

色が人間の心身に与える影響を研究したものを「色彩心理」と呼び、商品を売るための営業戦略にも、色彩心理は応用されています。たとえば、商品のブランドサイトや広告にどんな色を使用しているのかによって、目を止めるユーザー層や商品の印象は大きく変化します。パッケージも同様に、ターゲットや伝えたいコンセプトを色で表現することで、商品の情報を視覚的に伝え、狙うべきターゲットに正しくアプローチができます。

色が伝えられる情報は広く、「どのような年齢層をターゲットにしているのか」「男性向けなのか、女性向けなのか」といった大きな分類はもちろん、「どのくらいの価格帯なのか」「どんな味なのか」「どんなシーンで使用できるか」などの情報も、色彩心理を活用することで瞬時に伝えられます。消費者は、パッケージの配色からこうした情報を読み取ることで、「この商品が自分向けかどうか」を判断できるのです。

POINT

2

色の基礎知識を知ろう

色彩心理の効果を最大限活かすには、色や配色がもたらす効果について学ぶ必要があります。本章では、色彩の基本的な知識や色が与える心理的効果について紹介します。

13つの色彩と無彩色

色彩の系統は、暖色、寒色、中性色3つに分類され、与える印象も大きく3つに分けられます。また、色彩を持たない白や黒などの色は無彩色と呼ばれ、上記の3つの分類とは異なる分け方をされています。

1 暖色(赤・黄色・オレンジなど) 暖かさを感じる色。興奮度を高める効果もあり、注目してほしい場所などに強調色として使われます。
2 寒色(青・水色) 冷たさや涼しさを感じさせる色。鎮静効果があるとされています。また、同じ距離でも実際より遠くに見える「後退色」とされ、控えめなイメージや冷静さを表現したいときに使用されます。
3 中性色(緑・紫) 暖色や寒色のように、温度を感じさせない色味を中性色と呼びます。季節感を狙わないデザインにも使用しやすい色彩です。
4 無彩色(白・黒・グレー) 3つの色彩に分類されない白・黒・グレーなどの色を無彩色と呼びます。色彩を引き立てるために使用されたり、洗練された印象にしたい時に用いられます。

POINT

3

色が与える心理的効果と活用例

COLOR:

「情熱」「自信」「達成」「アクティブ」「生命力」などの印象を与えます。また、実際の距離よりも近くに感じられる「進出色」であるため、注意を引きたい文章や標識などにも使われます。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎スポーツのユニフォームなどに使用し、やる気を引き出す
  • ⚪︎栄養ドリンクのパッケージなどに使用し、活力や生命力を喚起させる
  • ⚪︎注意看板やプライスカードなどに使用し、消費者の注意を促す

COLOR:

「冷静」「集中」「平和」「クリーン」「憂鬱」などの印象を与えます。同じ青でも、明るい青は若々しく爽やかで、クリーンなイメージ。暗い青は、洗練や落ち着きといった印象がある一方、憂鬱、孤独などの表現にも使われます。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎洗剤のパッケージに使用し、フレッシュでクリーンなイメージを与える
  • ⚪︎制服や教科書に使用し、落ち着き与え、集中力をアップを狙う

COLOR:黄色

「活発」「躍動」「軽快」「安さ」「注意」などの印象を与えます。色相の中でも最も明るく、注意を引く色であるため、標識や踏切など、公共の場で注意を集めたい時にも活用されています。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎子供向けのキャラクターに使用し、親しみや快活な印象を与える
  • ⚪︎商品の注意表示に使用し、消費者に印象付ける

COLOR:

「平和」「安らぎ」「休息」「慎重」「さわやかさ」などの印象を与えます。緑は自然を連想させ、心理的な安らぎを与えるだけでなく、目の疲れを和らげる効果があるとも言われています。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎お茶のパッケージに使用し、安らぎや休息のイメージを与える
  • ⚪︎学習ノートに使用し、勉強のリフレッシュ効果を狙う

COLOR:ピンク

「やさしさ」「かわいらしさ」「華やかさ」「柔らかさ」「感謝」などの印象を与えます。濃淡や鮮やかさによっても印象が変わり、濃くて明るいピンクはよりアクティブな印象が強くなる一方、薄く淡いピンクは優しくおおらかな印象を与えます。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎ギフト需要のある商品パッケージに使用し、華やかなイメージを与える
  • ⚪︎天然成分の化粧品のパッケージに使用し、肌への優しさを印象付ける

COLOR:

「上品」「高貴」「神秘的」「妖艶」「エレガント」などの印象を与えます。柔らかな紫はエレガントやフェミニン、濃い紫はより格式高いシーンに多用されます。また、危険や警戒を表す色として使われることもあります。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎お香のパッケージに使用し、エレガントな香りを表現する。
  • ⚪︎和菓子のパッケージに使用し、格式や上品さを表現する。

COLOR:

「シック」「重厚」「高級感」「権威」「クール」などの印象を与えます。ファッションに使われる黒はフォーマルな色としても浸透しており、黒のスーツやワンピースはきちんとした印象を与えます。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎高級時計のパッケージに使用し重厚感を与える
  • ⚪︎男性向け化粧品のパッケージに使用し、シックな印象を与える

COLOR:

「清楚」「清潔」「純粋」「平和」「かろやか」「はじまり」などの印象を与えます。清らかで純真なイメージは、新しいことを始める前の心情にもかさなり、新生活のイメージにも多様されます。

商品・サービスへの使用例
  • ⚪︎歯磨き粉のパッケージに使用し、清潔でクリーンな印象を与える
  • ⚪︎軽さを押し出したスニーカーのパッケージに使用し、かろやかな履き心地を印象付ける

POINT

3

年齢によって色の好みは変化する?

2012年にWEBで行われたアンケート調査※によると、12歳以下から50歳以上の全年齢が好む色は「青色・桃色・赤色・緑色・水色」という結果になりました。

12歳以下の回答者の好きな色第1位は水色であるのに対し、13歳以上の回答者は全年齢で青が1位でした。また、12歳以下の回答者は第5位までに赤が入らず、黄色がランクイン。13歳〜49歳の回答者は各年齢で赤がランクインし、黄色はランク外という結果が出ています。このことから、低年齢層はより明るい色、年齢が上がるに連れより濃い色を好む傾向があることがわかります。

このほか、年齢別の傾向を見ると、13〜18歳では好きな色の第5位に黒がランクインし、40代以上はオレンジ色、50代では紫色の人気が上がっています。
77当てはまるものではありませんが、商品パッケージを作成する際の参考になるでしょう。

1閲覧者にやさしい使い勝手や機能が魅力「meclib」(メクリブ)

調査対象:色カラーのサイト訪問者 調査期間:2012年1月1日〜2017年12月31日 回答数:約8万件

POINT

5

パッケージデザインの配色のポイント

商品パッケージにおいて色の効果を最大限生かすには、3つのポイントを意識する必要があります。本章では、パッケージデザインにおける配色の3つのポイントについて解説します。

1

配色のメリハリをつける

パッケージデザインの中でメインとなる要素や目立たせたい要素は、配色にメリハリをつけて視線を誘導させることができます。
たとえば、色を規則的に並べた「色相環」において、反対に位置する「補色」同士を組み合わせると、色の差を利用して目立たせたい場所を引き立てることができます。また、色が持つ明るさを変えて、目立たせたい場所に視線を誘導するケースもあります。

2

ブランディングを意識する

パッケージは、消費者に商品のコンセプトを伝え、イメージを形成するための重要な要素であり、商品ブランディングのカギとも言えます。パッケージに使用する色は必ずしもブランドカラーのみである必要はありませんが、商品ブランディングから大きく逸れることがないよう、ブランドカラーや商品のイメージカラーを踏まえた配色が望ましいでしょう。

3

配色の黄金比率を使う

デザインにおいて理想的な配色バランスは「ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%」の「70:25:5」と言われています。ベースカラーは背景など広い範囲で使われる色で、デザイン要素の視認性を意識して選びます。メインカラーは全体の印象を決める色で、色彩心理を意識し、狙った効果を与える色を選ぶと良いでしょう。アクセントカラーはデザイン上最も重要で、視線を誘導したい場所に使用します。メインカラーとの対比を意識し、より強調される色を選びましょう。

POINT

6

【まとめ】配色を使いこなして、パッケージの訴求力をアップ!

パッケージの配色は、ターゲットの購買意欲やブランドイメージに影響を与えるだけでなく、さまざまな情報を伝える助けになります。配色を意識したデザインで、ターゲットに届くパッケージを目指しましょう。

パッケージパートナーでは、競合やトレンドの調査から、商品の差別化ポイントの抽出・コンセプト設計、売り場で差別化できるパッケージのご提案まで、パッケージに関するサービスをワンストップでご提供いたします。パッケージの配色に悩む販促担当者や、商品開発担当者の方はお気軽にお問い合わせください。

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