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パッケージ制作のポイント

PACKAGE PRODUCTION POINTS

食品パッケージは、商品のおいしさや魅力を伝えるだけでなく、食品の品質を守り、消費者に食品の情報を伝える重要な役割を果たします。そのため、通常のパッケージとは異なる点を意識して開発する必要があるでしょう。
本記事では、食品におけるパッケージの役割やデザイン開発のポイントについて詳しく解説します。

POINT

1

食品パッケージの役割

食品パッケージは、通常の商品パッケージとは異なる食品ならではの役割を担っています。本章では、食品におけるパッケージの役割について解説します。

1作業効率を上げる

商品の流通過程で食品そのものをじかに積み下ろし、保管、輸送、店頭での陳列を行うのは困難です。工場で生産した商品を個装・内装し、さらに箱詰めやシュリンクフィルムによって外装することは、商品をまとめて運べる形状に整え、流通作業の効率化を図ることにもつながっています。

個装 商品の品質維持を目的とし、個別に包装すること。食品の個装においては、商品の鮮度や衛生面を維持する目的で行われます。
内装 個装された商品を1商品単位でまとめたもの。キャンディであれば、1個1個を包むフィルムが個装、20個のキャンディをまとめた外袋が内装にあたります。内装は、個装した商品を熱や光、湿気などから保護するために行われます。
外装 内装された商品を段ボールやフィルムなどでまとめること。商品を大きな塊にすることで、流通作業を効率化し、流通過程で商品の破損や汚れを防ぐ目的があります。

2商品の品質を守る

食品パッケージのもっとも重要な役割と言えるのが、商品の品質保持です。製造過程から流通、店頭での陳列、消費者の手に届くまでに、食品内部に異物が混入したり、品質が劣化したりすることを防ぎ、おいしさと安全を守ります。

3食品の情報を伝える

食品を販売する際は、「食品表示法」「景品表示法」に従い、正しい情報を決められたルールでパッケージに表示することが義務付けられています。消費者は、パッケージの表示からアレルギー情報や産地、生産者、賞味期限など、健康・衛生に関わる重要な情報を確認し、買い物に役立てることができます。

4保存・消費しやすくする

パッケージや包装を施された食品は通常、家庭の冷蔵庫やキッチンのパントリーなどで保存され、消費されます。食品パッケージ開発では、家庭で保存・消費されるまでの間に品質が落ちたり異物が混入したりすることがないよう、最適な形状・最適な素材を選択する必要があるでしょう。

POINT

2

「選ばれる食品パッケージ」を作るための4つの切り口

食品パッケージは、必ずしもスタイリッシュなデザインやおしゃれなデザインが売上に直結するわけではありません。「おいしそうに見えるか」「使いやすいか」「ブランドイメージはどうか」「サステナブルが意識されているか」……。日々の暮らしに直結する食品だからこそ、消費者が購入の決め手にするポイントはさまざまです。商品開発担当者は、自社の商品がどのようなターゲットに向けたものか、どのようなニーズがあるのかを議論し、パッケージの方向性を決定すると良いでしょう。本章では食品パッケージを開発する際に意識したい4つの切り口について解説します。

1シズル感を追求する方向

シズル感とは「おいしさを伝える演出」を意味する広告用語です。食品パッケージの場合、消費者が店頭でパッケージを目にして「おいしそう」「食べてみたい」と思わせるビジュアルやワードを「シズル感がある」と表現します。
とくに、多くのパッケージが並ぶ店頭で消費者の目を引き、手に取ってもらうには、直感的にシズル感を感じさせるビジュアル表現が重要です。パッケージで食品のシズル感を表現するには、ライティングやテーブルコーディネート、撮影技術や合成・レタッチなどのさまざまな技術が求められるでしょう。下記では、食品の撮影現場において、シズル感の表現としてよく用いられるテクニックを紹介します。

湯気で「アツアツ」
を表現する
写真上で湯気を表現するために、ライティングの効果と濃色の背景を組み合わせるテクニックが用いられます。
水滴で「新鮮さ」
を表現する
野菜の新鮮さや冷えたグラスを表現する際に、霧吹きで水滴をつけるテクニックはシズル演出で多用されます。水滴は合成することもあります。
動きを入れて「瞬間」
を表現する
商品を固定したショットだけでなく、動きを入れたショットもシズル演出として効果的です。チーズが伸びる瞬間や、肉汁があふれる瞬間、ソースをかける瞬間など、食べものがもっともおいしそうに輝く瞬間を狙いましょう。

2消費者の課題解決をはかる方向

パッケージはときに、商品の課題解決を意識してデザインされることがあります。たとえば、アヲハタの『Spoon Free』シリーズ。パンに直接ジャムをつけられるボトル型のパッケージは、ジャムをすくうためにスプーンを出すわずらわしさや、洗い物を増やす手間を解決し、忙しい子育て層にヒットしました。また、近年登場したお皿に移さずそのままレンジで温められる蒸気口付きのレトルトパウチは、手軽に温かいものを食べたい1人暮らしの若者やお年寄りのニーズを満たす商品と言えるでしょう。 このように、消費者が生活の中で抱える課題に着目して、素材、形状に工夫を凝らした食品パッケージは、消費者の暮らしにヒットし、長く愛される可能性が高いでしょう。

3ブランドイメージを活用する

「口に入れるものだからこそ、信頼のおける企業、ブランドの商品を選びたい」。そんな消費者心理をつかむには、自社がこれまでに築いた商品のブランドイメージをパッケージに活用する方法が有効です。
アサヒビールが販売するノンアルコールビールの「ドライゼロ」は、ノンアル商品では珍しいシルバーのパッケージを採用することで、同社が「スーパードライ」で蓄積してきた、「ビールらしい喉ごしやキレ」を表現しました。また、日清の「カップヌードル ぶっこみ飯」は、「カップヌードルの汁に入れたご飯」という商品コンセプトのもと、カップヌードルを踏襲したパッケージデザインで、消費者が食べ慣れた味を直感的に伝えています。
このように、食品業界で長く愛されてきた商品を持つ企業であれば、ブランドイメージを最大限活用したデザインを検討してみるのも商品を手に取らせるひとつの手段と言えます。

4環境に配慮する

SDGsが広く浸透し、消費者はものを選ぶ際、「捨てること、手放すときのこと」を考えるようになりました。こうした背景にともない、食品会社各社は、商品そのもののサステナビリティはもちろん、パッケージにおいても分別しやすさや捨てやすさを意識した商品開発を行っています。
キユーピー株式会社では、ジャムの瓶に使う商品ラベルに「はがしやすい糊」を使用し、より分別しやすい瓶を実現しました。このほかにも、潰して小さくできるペットボトルやCO2排出量の少ない原料を使った包装資材など、食品業界はさまざまな方法で、パッケージで実現できる環境配慮を進めています。

POINT

3

【まとめ】食品パッケージには通常のパッケージ開発と異なる意識が必!

食品パッケージには、商品の品質を保持するほか、流通時の作業効率を上げる、消費者に情報を伝える、家庭で保存・消費しやすくする、などの役割があります。食品のパッケージデザインは、ターゲットや消費者ニーズによって最適な切り口が変わるため、自社の商品に合ったパッケージの方向性を検討してみましょう。

パッケージパートナーでは、食品パッケージのコンセプト開発から、商品に最適な形状、素材のご提案まで、食品パッケージに関するサービスをワンストップでご提供いたします。食品パッケージの開発に悩む販促担当者や、商品開発担当者の方はお気軽にお問い合わせください。

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